「坊っちゃん」片手に松山市へ行きたい!

「坊っちゃん」片手に松山市へ行きたい!

坊っちゃんエクスプレス

愛媛県松山市と香川県高松市とを、松山自動車道と高松自動車道を利用して結んでいる高速バスである坊っちゃんエクスプレス。全便座席指定制(2009年12月1日より)のため、乗車する際には事前に予約するのがオススメですが、当日空席があれば予約なしでも乗車することもできます。昼行便1日15往復しています。

坊っちゃんエクスプレスの歴史

1994年
11月17日、1日9往復で運行を開始しました。当初はこの路線はスーパーハイデッカー3列独立シート車運行で全席座席指定制でした。また停留所は、高松駅、県庁通り、栗林公園前、(高速)丸亀、(高速)善通寺、(高速)観音寺、川内インター西、松山市駅、松山駅で、高松自動車道高松西IC~松山自動車道川内IC経由でした。
1997年
2月27日、松山自動車道松山IC経由に変更しました。川内インター西停留所を廃止、川内インター、松山インター口停留所を新設されました。
1997年
4月1日、3往復増便、1日12往復になりました。予約不要の座席定員制に変更しました。(先着順で満席の場合乗車不可)
1997年
5月2日、高松西インター口(八幡)停留所新設されました。
2002年
11月1日、ゆめタウン高松停留所新設されました。
2004年
12月1日、3往復増便、1日15往復になりました。
2006年
4月1日、インターネットによる一部予約が開始しました。(座席定員制)
2007年
9月1日、伊予鉄道、四国高速バス、ジェイアール四国バス各予約センターで電話による一部予約が開始しました。
2007年
12月1日、全便予約定員制に変更されました。八幡(高松西インター口)停留所を廃止、高松中央インターバスターミナルを新設。高松自動車道高松中央IC経由に変更されました。
2009年
12月1日、全便予約指定制に変更されました。
坊っちゃんゆかりの地へ行こう

坊っちゃん団子

愛媛県松山市の銘菓の一つ、坊っちゃん団子。「坊っちゃん団子」と呼ばれるようになったのは、昭和に入ってからで、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の中に、「大変うまいと云う評判だから、温泉に行った帰りがけに一寸食ってみた」と登場しました。この小説のモチーフとなったのは、漱石が松山に赴任していた頃の実体験ですが、小説『坊っちゃん』の当時の団子は、湯ざらし団子で、赤餡と白餡の団子を三つ串に刺したもので、伊佐庭如矢町長の発案で、道後温泉本館の東方の丘上で振鷺園と称した庭園内で風詠館と名づけた茶店を経営し売っていたそうです。「一串5銭で非常にうまい」というので、松山辺りからも食べに出かけていたといいます。なお、小説『坊っちゃん』では坊っちゃんの入った団子屋は遊郭(小説では色町)の入り口にあるとの設定ですが、現在でも、遊郭への入り口の道は残っています(遊郭はもちろんない)。その角は商店と民家で、現在は団子店ではありません。

坊っちゃん団子の購入場所

坊っちゃん団子は道後温泉商店街をはじめ、松山市内各地のみやげ物店・ホテル旅館や駅・港・空港の売店で買うことができます。色の違う団子(上から抹茶・卵・小豆)を3個串刺しにしたものが「坊っちゃん団子」としては最もポピュラーな商品となっています。ちなみに、『だんご3兄弟』という歌謡がヒットした当時、まさに色の違う三兄弟である坊っちゃん団子も大いに売れたそうです。

うつぼ屋

株式会社うつぼ屋(うつぼや)とは、愛媛県松山市の和洋菓子店です。屋号は古事の「うつぼ船」にちなんだもの。伊狩幸道(現:会長)が1955年(昭和30年)に開業、社長。1994年(平成6年)に長男の詩朗が社長を継ぎました。看板商品である「坊っちゃん団子」をはじめ、「坊っちゃん列車サブレ」・「巴里恋(パリッコ)」等を製造・販売しています。本社は松山市北部の国道196号沿道にありますが、商品は市内の土産物店・主要駅・港・松山空港の売店等で買い求めることができます。

道後温泉(どうごおんせん)

夏目漱石の小説『坊っちゃん』(1905年)にも描かれ、愛媛県の代表的な観光地となっている道後温泉。道後温泉は四国・愛媛県松山市(旧国伊予国)に湧出する温泉です。日本三古湯の一といわれ、2007年8月に地域団体商標(地域ブランド)として認定されました(申請者は道後温泉旅館協同組合)。

道後温泉街

従来は道後温泉街には昼間の楽しみが少ないと指摘されていましたが、放生園に足湯ができて、楽しみが増えました。足湯は湯釜を取り囲む形でベンチが作られ、腰を下ろして足を温泉に浸け、歩き疲れを取ることができます。市内電車の道後温泉駅前には、放生園という小公園があり、坊っちゃんからくり時計、足湯、湯釜などがあります。駅前広場には夜間は坊っちゃん列車の機関車と客車が留め置かれ、ライトアップされています。また、坊っちゃん、マドンナ、巡査の衣装をまとった観光ボランティアガイドも出て、からくり時計の動く時間には観光人力車も集まり、とりわけ夜8時前後は賑やかになります。周辺にも、坊っちゃん記念碑、道後公園、湯築城跡、湯神社、伊佐爾波神社、宝厳寺、にきたつの道、セキ美術館、松山市立子規記念博物館などの見所が多数あり、一帯が観光名所となっています。

泉質

単純温泉。源泉温度42 - 51度(これらを混合して46度で供給)。近年、道後温泉本館も県条例の影響で塩素消毒となり、その際には論議を呼びました。松山市中心部の温泉であっても、湯量が余裕のある奥道後温泉からの引湯を利用している温泉もあります。

効能※効能は万人にその効果を保証するものではありません。

神経痛、リューマチ・胃腸病・皮膚病・痛風・貧血。

共同湯

現在、道後温泉には2つの共同湯があります。温泉本館前から、市内電車の道後温泉駅まで、L字型に道後温泉商店街があり、土産物店や飲食店などが軒を連ねています。L字の角のところに、椿の湯があります。こちらも共同浴場ですが、料金も本館より安く、地元の人の利用が多いようです。

道後温泉本館
観光客の利用が中心。皇族専用の浴室である又新殿もあります。
椿の湯
地元客の利用が中心。料金も安めです。

道後温泉と夏目漱石の『坊っちゃん』

正岡子規と交友のあった夏目漱石は、松山を舞台とした小説『坊っちゃん』の中で道後温泉を取り上げていて、道後温泉本館は「坊っちゃん湯」とも呼ばれます。明治28年4月に英語教師としてこの地に赴任した漱石は、子規や虚子としばしば道後に出かけ、「道後温泉はよほど立派なる建物にて、八銭出すと3階に上がり、茶を飲み、菓子を食い、湯に入れば頭まで石鹸で洗ってくれるような始末、随分結構に御座候」との手紙をしたためています。現在ある「坊っちゃんの間」は夏目漱石をしのび造られたもので、娘婿松岡譲が命名しました。本館の東側には「坊っちゃん」発表100年記念の石碑があります。

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